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【歯科衛生士の退職理由】実際の内情と対処法も解説!

2023.01.11

多くの歯科医院で、歯科衛生士の人材不足や離職が問題となっています。

「歯科衛生士が不足することで診療に影響が出てしまう」「新しく入職してもすぐ辞めてしまいスタッフが定着しない」などの、悩みを抱えている医院も多いのではないでしょうか?

どこの歯科医院でも、優秀なスタッフを獲得し、長く勤務し、長期にわたり医院で活躍し続けていてほしいと思うのは当然のことです。

ここでは歯科衛生士が離職してしまう理由と、離職しないための対策を実体験も踏まえながら紹介していきたいと思います。

 

歯科衛生士の離職率

公益社団法人 日本歯科衛生士会が5年に一度発表している歯科衛生士の実務実態調査に、現在の職場での勤続年数の記載がありました。

その結果によると、歯科衛生士の就業状況

・5年未満:38.7%

・5~10年未満19.9%

5年未満では約40%と多くの方が転職されていることがわかります。

また、歯科衛生士の就業状況として、歯科衛生士の88.1%が就業しており、

その一方で11.9%の方は歯科衛生士として就業しておらず、離職が続いている状況です。

 

歯科衛生士が離職する理由

人間関係のトラブル

歯科医院は、小規模、少人数で勤務するケースが多く、勤務場所も同じで環境変化があまりありません。そのため、スタッフ同士や院長との人間関係のトラブルが起こってしまうと修復が難しく離職してしまいます。

勤務当初は楽しかったはずの仕事も、トラブルがあることでやりがいを感じられなくなってしまいます

待遇面での不満

歯科衛生士の平均給与は、年収300〜400万円と他の国家資格の仕事と比較し、高い数字ではないことが分かります。本人としては頑張っているのに、給与があがらないことや、賞与や昇給がないことで不満が出るケースもあります。また給与だけでなく、休みや福利厚生など様々な理由から不満を抱き、離職に繋がります。

結婚や出産、育児

歯科衛生士は女性が多い仕事でもあるため、結婚や出産・育児をきっかけに離職してしまう人も多くいます。女性は、結婚や出産、育児といったライフイベントがあり、以降のキャリアや生活が変化していきます。

スキルアップしたい

離職の理由として、スキルアップしたいという理由も挙げられます。歯科衛生士実態調査のなかでも、勤務先で改善してほしいことのひとつに「教育研修・レベルアップの機会の充実」が入っています。

しかし、それはごく一部で、大半の歯科スタッフがセミナーや研修費用を自己負担しているのが現状です。

 

離職理由の実例

私は、現在も歯科衛生士として勤務していますが、過去に離職経験があります。ここでは、私自身が過去に離職した経験をもとに、どんな理由が離職に繋がるか、実例をもとに紹介していきたいと思います。

理由①スキルアップのため

新卒から5年勤務していた医院では、歯科衛生士のメンテナンス中心の医院でした。メンテナンスといっても、院長の考え方や医院の方針によって進め方や治療の範囲は異なるかと思います。もっと高度な歯周治療や自費治療を行っている医院で学びたいと思い、離職しました。

理由➁人間関係

辞める理由の一つに、職場の人間関係もありました。職場内に派閥があったり、職場の雰囲気を悪くするスタッフが一人いることで、働くモチベーションが低下してしまいました。雰囲気の悪い職場で働きたくないと思ったこともきっかけに離職しました。

理由③給与や休みの待遇面の不満

働く上で重要なのが給与や休みなどの待遇面です。患者数は多く、医院の売り上げもあるのに、賞与や昇給に反映されないことや、有給休暇が取得できない、体調不良でも休めない等理由が重なり、離職に繋がりました。また、時間外の勉強会や患者管理が残業代に反映されないことも理由の一つです。

 

歯科衛生士の離職を減らすためには?

①働きやすい環境づくり

最近では、ライフワークバランスを重要視した働き方を希望する人が増えてきています。

仕事だけでなく、プライベートも大事にする働き方。プライベートが充実することで、心にゆとりも生まれ、仕事も意欲的に取り組むことができます。

そのためには、スタッフの業務配分情報を見直したり、共有したりすることで、業務効率をアップしスタッフの満足度も上がります。スタッフがいるからこそ歯科医院は成り立つことを忘れず、一人ひとりがストレスなく働き続けられる環境づくりを行いましょう。

➁給与などの待遇面の見直し

給与は一般的に、基本給に残業代、役職手当、賞与などがプラスして支給されます。勤続年数や年齢に応じて給与額が決まることや、昇給がないなどの理由はモチベーションの低下に繋がります。

給与体制を見直し、頑張りに応じた手当をプラスすることでスタッフの意欲向上に繋がります。

③スキルアップできる環境

ある程度の経験年数となってくると、「もっとキャリアアップしたい」と考える歯科衛生士も多くなります。学びたい意欲ややる気のあるスタッフにキャリアを積んでもらうためは、セミナーや研修に参加してもらう、資格を取得してもらうことが重要となってきます。セミナー参加費用を医院で負担や一部補助といった、従業員のスキルアップに必要な福利厚生が充実しているところもあります。スキルアップのための支援を行うことで、学べる体制が整い、意欲や技術の向上に繋がり、結果医院にもプラスに働きます。

 

離職率を低くするために必要なこと

離職する原因として、医院側とスタッフ側のマッチングが上手くいかず、実際に働き始めて内情を知り、「こんなはずじゃなかった…」というケースがあります。

いかに求職者に対し、事前に医院の情報を伝えられるかがポイントとなってきます。ここでは、求人を募集する段階で必要なことを3つ挙げてみました。

①欲しい人材を明確にする

人手が不足しているからといって、誰でも良いわけではありません。まずは、どのような人材がいいかを決め、どのようなスキルや経験年数を持った人が良いかを明確にする必要があります。

➁求人情報の充実

求職者が、働くイメージを持てるような求人票であるかがポイントとなってきます。

給与や賞与、勤務時間、年間休日、有給の有無のほかに、福利厚生の記載を充実させ、厚生年金や社会保険、育児休暇、出産祝い金、セミナー参加費の負担等、医院の特徴や良さが明確に分かる求人票にしていきましょう。

③求人媒体の活用

どの媒体を使用して求人票を掲載するかを検討する必要があります。職種によって向いている求人媒体があったり、多くの求人媒体を使用することで多くの求職者にみてもらうことができます。

求人を充実させるために

欲しい人材や離職しないスタッフを雇用するためには、医院に呼び込むための求人情報や媒体が重要となってきます。

そのためには内容が充実した求人を作成しなければなりません。

しかし求人をつくるにあたり、「求人記載のため時間が確保できない」「日々の診療で忙しい」「やり方がわからない」という院長先生もいるかと思います。

そんな時の対処法を3つ挙げていきます。

①院長自ら調べて行う

1つ目は、院長が自ら調べ行う方法です。

医院のビジョンを自らの言葉や目線明確にできるメリットがあります。

ネット等でわからないことは手軽に調べることができるため、不明点も自ら解決することができます。

しかし、院長には、人事以外の事務作業や日々の診療や患者管理等の業務も多くあるため時間を抽出することが難しいケースもあります。

➁スタッフに依頼する

まず、2つ目は、医院内で信頼できるスタッフに依頼する方法です。

スタッフの目線でどんな人材が欲しいか明確にできるメリットがある一方で、診療時間外に行うことが多いと時間や精神面での負担がかかるデメリットもあります。

➁外部に依頼する

3つ目は、人事や採用代行のプロに依頼する方法です。

人事や採用のプロに代行することで、医院の魅力や働くことで得られるメリットを引き出してもらい、求人に反映してもらいます。

費用がかかるデメリットもありますが、人事や求人の専門家に依頼することで、求職者にわかりやすい求人を作成してもらえることで、医院と求職者の相違が生まれない等のメリットもあります。

まとめ

今回は、歯科衛生士の退職理由について実際の内情と対処法も解説させていただきました。

スタッフ離職を減らすためには、働く環境の整備も重要ですが、医院のビジョンや働き方に合った求職者と医院のマッチングも重要になってきます。

人事の専門家の力を借り、最適な人材を確保し、スタッフの離職率を下げていきましょう。

 

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